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製造部門 Production Div.

環境に優しい
水系エマルジョンの
スペシャリスト

水と油のように
お互いに混じらないものを
混ぜ合わせる乳化分散技術

当社では、本来は水に溶けることのないポリオレフィン系樹脂を、有機溶剤を使用せず、
圧力容器を用いた高圧高温条件で、樹脂を微粒子化し、水系エマルジョン化させています。
水系エマルジョンは、各種樹脂の性能を活かし様々な分野に用いられています。
接着剤、コーティング剤、防水剤などなど、モノづくりには欠かせない存在です。

主要製造品

ポリプロピレン
エマルジョン

変性ポリプロピレンを弊社独自の技術で乳化したエマルジョンです。用途に応じて、主成分ポリプロピレンの分子量、変性度、乾燥皮膜融点などの異なる様々なタイプがあります。

主な用途
ガラス繊維集束剤/金属離型剤

アイオノマー
ディスパージョン

エチレン系共重合樹脂を弊社独自の技術で水分散したディスパージョンです。ヒートシール性、耐熱性、可とう性などの様々な特徴を有しています。

主な用途
紙・フィルム用ヒートシール剤/金属板へのコーティング剤/繊維処理剤

ポリエチレンワックス
エマルジョン

用途に応じて各種のポリエチレンワックスを乳化しております。

主な用途
繊維処理剤/床ワックス・離型剤

パラフィンワックス系
エマルジョン

用途に応じて各種のパラフィンワックスを乳化しております。

主な用途
紙用撥水剤/防湿剤

お問合せはこちら

Emulsion Development

エマルジョン開発

上記の弊社製品では満足な性能を発揮しなかった場合や、お客様お手持ちの樹脂をエマルジョン化してご使用したい時など、私たちの技術がお役に立てるかもしれません。弊社製品に使用していない樹脂でも、培ったノウハウを用い、エマルジョン化に挑戦いたします。是非、お気軽にご相談ください。

ご相談の流れ

1. お問合せ まずは、お電話またはメールにて、お気軽にお問合せください。
差し障りのない範囲でのご依頼内容をお聞かせください。
情報提示前、事前に秘密保持契約締結後の開示でも問題ございません。
2. ヒアリング お問合せ頂いた後に、弊社担当よりご連絡いたします。
検討可能な内容でしたら、お客様をご訪問し、
ご希望の用途や性能などをお伺いします。
3. ラボ試作 お伺いしたお客様のニーズに沿った配合、製造条件などを検討し、
ラボ機にて試作サンプルを作成いたします。
4. 仕様決定 お客様でのサンプル評価後、ご満足いただけましたら、
実機にて試作を行い、実生産時の問題点や改善点について検討を行い、
仕様を決めます。
5. 量産開始 上記にて決められた仕様に沿って、
弊社設備にて生産いたします。

弊社製品の性能にご満足頂けなかった場合に、ご要望によってはお客様専用品として、改良グレードの開発も行っております。上記の流れ同様、お気軽にお問合せください。
※なお、弊社の製造設備は完全水系となっており、有機溶剤を使用した乳化には対応しておりません。

設備

圧力容器 1㎥/3㎥/3.5㎥/4㎥/200L
常圧容器 二層式溶融反応槽/3㎥常温反応槽

品質方針

マーケットと顧客のニーズに対応する先進的な製品開発を進めると共に、製品品質の向上・環境負荷の削減・製造コストの低減を実現するために製造技術と適用される要求事項を満たした品質マネジメントシステムの継続的な改善を行い、顧客の要求を満たす製品を提供する。

当社が規定する品質マネジメントシステムは、当社の製品と、この設計、購買、製造、サービス提供、引き渡し、引き渡し後のアフターサービスに関連する事業活動の全て(外部委託したものを含む)を適用範囲とする。

ISO認証

国際標準化機構(ISO)が定める
品質マネジメントシステム規格
ISO9001:2015の認証を取得しております。

登録日 2003年10月7日
審査期間 日本化学キューエイ株式会社(JCQA)
登録番号 JCQA-1825